※方言の勉強 ― 2007年07月01日 01:11

突然ですが沖縄方言の勉強しましょう
今日は相手、自分を呼ぶとき
私・・・・・ワン
あなた(おまえ)(同格か年下に使う)・・・・・ヤァー
目上の人に使う「あなた」・・・・・・・・・ウンジュ
私達・・・・・・・・・・・・・ワッター
相手を呼びかけるとき・・・・・・エー
写真は浦添ようどれ
※「グングヮチグニチ」の話 ― 2007年06月19日 01:40

旧暦で5月5日を沖縄の方言で「グングヮチグニチ」と言います。
この日は沖縄風のぜんざいに似た「あまがし」作り、
トートーメー(仏壇)にお供えして家族の健康をお祈りします。
あまがしは小豆と麦をぜんざい風に黒砂糖で味付けしたものです。
麦の歯ざわりが気持ちいいです。
ぜんざいには麦は入りません。沖縄ぜんざいはホットではなく
かき氷を入れたCOOLなものです。
もちろんお餅も入っています。
私の家も仏壇がありますのでこのような沖縄の毎月の行事の時は、
いろいろ作ってお供えします。
前日は「チンビン」を作って、今日は「ぜんざい」を作ってと仏壇を持っている家庭は毎月の様に
色々と行事があって大変です。
沖縄では仏壇は長男が継ぐものと決まっていますので
このような仏壇行事の多さに長男の家には嫁ぎたくないという女性がかなり多いようです。
でも最近はこのような昔からの沖縄の行事も簡略化されてきて
若い人しかいない家ではやらないことも多いようです。
沖縄のご先祖を大切にするという習慣は
いつまでも残したいものですがこれも仕方のないことでしょうか(:_;)
写真は座喜味城跡です
※模合の話 ― 2007年06月02日 18:50

沖縄には模合(もあい)という風習があります。模合に参加する人数はいろいろですが同級生とか、同じ趣味の仲間とか、同じ地域の人とか集まり方はいろいろです。大体、毎月一回集まりお酒を飲んだり食事をしたりして懇談するのですが、その会費として一万円や五千円を出してまとまったお金をメンバーの一人、人数が多い場合は2、3人で分けてもらうわけです。たとえば一万円の模合の場合は10人メンバーがいるとしますと10万円集まるわけです。それを一人でもらう場合は独り占めできるわけです。年間を通して受け取る人の順番を回していきます。一度に大きな金額をもらえますので利息のつかない貯金のようなものです。もともとは自分が払ったお金ですが何か得した気分です。それよりも仲間が月に一回集まってお互いの仕事のこととか家族のこととかいろいろな話をして懇親を深めることが大変すばらしい風習だと思います。私も一万円の模合に入っていますが、中には一人で2つ3つも入っている人もいるようです。写真は金剛石林山です
※沖縄の人は人の肉を食べる!? ― 2007年05月25日 03:48

沖縄ではイルカのことを「ヒートゥ」といいます。昔はいるかの肉を売り歩いているオバー達がいて「ヒートゥの肉はいらないかね」と売り歩いていたそうです。それを聞いた本土の人が「人の肉はいらないかね」と聞こえて沖縄の人は人肉を食べているのかと驚いたそうです。今では笑い話ですが・・写真は万座ビーチです
※ユタの話 ― 2005年10月24日 23:25

ユタとは沖縄の霊媒師のことで、あの世との交信を行い、あの世に行かれた方が何か言っていないかをユタの口を通して聞くことが出来るのです。私はユタはほとんど信じていませんが、沖縄の年寄りは何かあるとたいていはユタのところへ相談に行く方が多いようです。一種の信仰心のようなもので、あの世の方がこうして欲しいという要望があれば、それを行うことにより自分の心の安堵感を得ようとしているようです。沖縄にはいったい何名のユタがいるのかは分かりませんが、ユタの中でも当たりはずれがあるようでして、いいユタに当たりますと一度ユタのところへ行くだけで済みますが、はずれのユタですと何箇所もユタめぐりをする方もいるようです。当たりか、外れかはこうしなさいとあちらからの要望を聞くことの出来るユタ、はずれのユタとは交信したが何もないというユタのようです。要は、相談者は何か問題があって相談に行くわけですから何も無いと言われると、原因が分からず不安になり困ってしまうのです。よってその原因が分かるまでユタ周りをしなくてはならないのです。原因がわっかって、それを解決することに心の安らぎを求めるのです。宗教もそうですが、その人の信仰心が強ければすがることによって得られる安らぎも強いはずです。ユタもまったく同じです。信じない人もたくさんいますが、その反面、信じる人もたくさんいるのです。
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